日本語能力試験(JLPT)とは?
日本語能力試験(Japanese Language Proficiency Test, 略称:JLPT)は、日本語を母語としない人々の日本語能力を測定し、認定する世界最大規模の試験です。国際交流基金と日本国際教育支援協会の共催により、日本国内および世界各国で実施されています。
この試験は、学習者が日本語をどの程度習得しているかを、単なる知識の量ではなく、「日本語を使って課題を遂行する能力」という観点から総合的に測定することを目的としています。
公式サイト:https://www.jlpt.jp/
レベル構成
JLPTは、易しい方から難しい方へ、5つのレベルに分かれています。
試験科目
全てのレベルで、以下の3つの要素に関する能力を測定します。
・言語知識(文字・語彙・文法)
・読解
・聴解
試験日程と活用
リヨンの場合は、通常、年に1回12月にリヨン日本人会で実施されます。
JLPTの合格認定は、日本での大学進学や就職活動、特に、将来的に日本国内や日本語を使う企業で働きたい場合、JLPTの資格は高い日本語スキルと学習への粘り強さを示す強力なアピールポイントになります。
日本語スキルの客観的な証明
客観的な評価:自分の日本語能力がどのくらいのレベルにあるかを、世界中で通用する客観的な基準で知ることができます。
表現力・読解力の向上: 試験勉強を通じて、より正確で幅広い語彙や文法を学ぶため、日本語でのコミュニケーション能力や文章の読解力が向上します。
JLPTは本来日本語を学習する外国人向けの語学検定ですが、世界的に知名度が高く、高レベルの検定(N2/1)については、日本の大学への進学や企業への就職にも直接役に立つため、CSIリヨン日本語科では、ネイティブレベルにある本学科の生徒にも高校生以上の生徒に対して教員から案内を行い、特にテルミナルの希望者が毎年N1レベルを受験し、高得点を収める形で合格しています。